通夜や葬儀に参列すると、前に出てお焼香されると思います。
その際、喪主や参列者に向かって深々と一礼される方が多いですが、これは間違いです。
...
お焼香は、仏さまに香りをお供えする作法ですから、仏さまにお礼するだけです。
喪主さんも皆さんからお辞儀されると、無視するわけにもいかないので、ずっとお辞儀を繰り返すことになります。
喪主さんも読経したいのです。
しかも焼香台の前は大渋滞。深々とお辞儀するほど、邪魔です。
喪主には、式が終わってから、どうぞゆっくりご挨拶なさってください。
通夜は参列者がみんなで一緒にお経をあげるもの。
僧侶の読経を聞いているだけじゃダメです。
浄土真宗では多くの通夜がお正信偈でしょう。
ですから、参列する時は、ご自分のお経本をお持ちください。みんなでお正信偈を読ませていただきましょう。
コメントをお書きください